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なぜモビール作品をつくるのか?

明日(2020.7.16)より金沢市野田町のPUSHAP(プーシパ)にて、モビールの展示がはじまります。

..折角なので、私がモビールを作るようになったきっかけを、少しだけお話します。
大学で彫刻を学んでいた頃、カルダーやサラ・ジーといった作家の動く作品に興味がありました。カルダーの作品は金属なのに軽やかで、サラジーの複数素材で構成されている遊び心溢れる作品には不思議な魅力があり、それらが風でゆっくりと動く様子には心を癒す効果があると感じました。
..2012年に長男を出産し、病院や退院後の自宅で、息子と一緒に寝転がり天井を見て過ごす時間が増えました。そんな時、私達の見上げているただの白い天井が、物語を想像できるような楽しい世界になったらいいのにと考え、そこから今のような布や金属をつかった物語性のあるモビール作品をつくるようになりました。

..我家にもモビールが飾ってあります。モビールが動くことで、穏やかな空間が部屋中にひろがるようです。コロナという見えないウイルスによる不安を抱えながら自宅で過ごす時間も増えたかと思います。モビール作品によって、誰かの心にほっとした時間を作ることができたら幸いです。

というような想いから、早起きして手を動かし、時間を少しずつ重ねながら作品づくりをしています。

 

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「花と形と家」
会期:2020.7.16(thu)-7.25(sat)(定休日:19(sun).22(wed))
時間:10:30 − 17:00

場所:PUSHPA
〒921-8107 石川県金沢市野田4丁目11
open 10:30 ー 17:00/P3台
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・インスタグラム
・HP   https://pushpashop.weebly.com/