記録集が届きました。
現代地方譚が充実している一つに記録集の存在があります。
丁寧に内容をおい、それぞれの作品や作家をいかすようなデザインがされている。
過去になって忘れてしまう展示を丁寧にアーカイブしている。
展示の記憶を人々の中に残すためにはアーカイブは重要な仕事です。
そして、参加させてもらった作家としても、この記録集の存在は自身を振り返るための重要な手がかりとなるのと同時に、今後を考える手がかりとなります。
今回は記録集+別冊《コウカン日記》がセットになっています。
なんと、この別冊はすさきまちかどギャラリーのスタッフによって、1000部印刷され綴じられたものなのです。
その仕事量を想像すると涙がでます。
その一方で、そこまでしてもらうだけの作品を私は作れたのだろうかと不安になったりしますが、作品に込めた想いに嘘はありません。
大切に大切にしていきたいと思います。
今回のプロジェクトの最後に、コウカン日記の参加者の方に、印刷したご自身のコウカン日記とお手紙を郵送しました。
参加者の方から、「届きました。素敵に仕上げていただいてうれしいです。」や「桜の写真がきれいでした。」など、嬉しい言葉もいただきました。
こちらこそ、本当にありがとうございました。